機能型から願望型に変えることで、売れるカリキュラムになる

ノウハウが優れていても顧客価値の低いカリキュラムは選ばれません。生徒の欲求を満たす願望型カリキュラムを構築しましょう。

知識やスキルが豊富な先生でも、生徒に選ばれず、活躍できないことがあります。値下げしても生徒が集まらず、収益が厳しくなるばかりです。選ばれる教室・スクールのポイントは「カリキュラムのつくり方」にあるのです。

このコラムは『独自カリキュラム開発プログラム』の内容を元に執筆しました。

生徒の欲求を満たす願望型カリキュラム

世の中には売れるカリキュラムと売れないカリキュラムが存在します。高くても売れるカリキュラムは、生徒の欲求・願望を的確にとらえた「願望型カリキュラム」です。 逆に、素晴らしいノウハウが詰まっているにもかかわらず、生徒に選ばれにくいのが「機能型カリキュラム」です。

料理教室を例にしましょう。機能型カリキュラムは、たとえば「和食を学ぶ料理教室」です。これだけでは他との違いが分かりにくく、価格競争に巻き込まれて、儲かりません。

一方、「アレルギーに対応した美味しい料理教室」というのがあります。これがまさに願望型カリキュラムです。たとえば、小麦が食べられないお子様がいたりすると、小麦を使わない料理を知りたいという願望が強いですよね。でも小麦を使わない料理は美味しくないものが多いそうです。その常識を覆す美味しい料理が作れるとなれば、非常に魅力的です。生徒の願望を深くとらえていれば、価格が高くても選ばれるのです。実際、ある教室では、十数万円という高額のコースでもキャンセル待ちになるほど生徒が集まっています。

この料理教室の主催者はご自身がアレルギーを持っていました。アレルギーに対応した既存の料理レシピはありましたが、それでは満足できず、より美味しく、効果的に食べられる料理を追及し、研究しました。私は常々、独自のカリキュラムを作るには4つぐらいの要素を組み合わせるのがいいと提案しています。この料理教室の場合、マクロビオティック、薬膳、東洋医学、心理学を統合した、他にない料理を開発されています。そして、同じように苦しむ人にこの料理の作り方を広めたいと、体系化して料理教室を開いたのです。

スクール事業だけでなく、セミナー業や執筆業で長く活躍している方たちも複数の要素を掛け算して独自のカリキュラムを開発しています。例えば、あるベストセラー作家は、お金、人間関係、スピリチュアル、ビジネスといった要素を組み合わせて、独自の願望型カリキュラムで人気を集めています。

このように複数の要素を掛け算し、生徒のこころをつかむ願望型カリキュラムをつくりましょう。

3つの注目ポイント

  • 他でもやっているなら価格競争になる
  • 生徒の願望をとらえたカリキュラムを作る
  • 4つの要素を掛け算し、独自の価値をつくる

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